今年のクリスマスは『おとうさんねずみのクリスマスイブ』

ハロウィーンもまだだと言うのに、もうクリスマスの話題?

と自分でもびっくりですが、

 

何事も早め早めの準備が大切というわけで、

クリスマス絵本のお知らせです。

 

 

 

『おとうさんねずみのクリスマスイブ』

(クレメント・ムーア:原作/ダニエル・カーク:文と絵/わたなべてつた:訳)

2016年10月15日発売 32p 定価(本体1600円+税)

 

 

赤と緑のこの表紙、見ているだけで
クリスマスのワクワクした気持ちになりますね。
可愛い〜。
さて、
ここに描かれているのは誰と誰かしら?
小さなねずみは「としょかんねずみ」のサムに似ているような。
 
このねずみ、サムに似ているはずです。
 
実は「としょかんねずみ」サムのおとうさんなんです。
そう今回の主役はサムのおとうさん。
おとうさんねずみのおはなしです。
 
そして、サムのおとうさんと一緒に描かれている白いひげの
丸い顔の人はいったい誰でしょう?
なんだか木彫りのお人形みたいな不思議な感じですね。

 
このおとうさんねずみのクリスマスイブのおはなし、
少しだけご紹介。

 
”それは あるクリスマスの まえのばんのことでした。
いえのなかは しずまりかえり、
なにひとつ、うごくものは ありませんでした。
 
ねずみいっぴき
をのぞいては。 (本文より)

 
誰も彼もが眠りついたクリスマスイブのこと。
ねずみ一家の小さなだんろにも、小さな靴下が並んでいます。
ここにも、どうかサンタクロースが来てくれますようにと。

 
 
しずまりかえった家の中で、
おとうさんねずみだけが目を覚ましていました。

 
その時、おとうさんねずみの耳に、
 
しゃんしゃんしゃん  と、
にぎやかな音が聞こえてきたのです。
 
あわてて、窓を開いたおとうさんねずみの目にうつったのは…。

 
 
さあ、ここから先は本をお待ちください。



 
木彫りのお人形みたいに不思議なおじいさん、
いったい誰なのかしら?


 
1922年にアメリカで発表されたクレメント・C・ムーアによるクリスマスの詩
”Twas the Night Before Christmas"「クリスマスのまえのばん」を  
ダニエル・カークが、サムたち、ねずみのクリスマスイブのお話にしました。
どのページも心が躍る素敵なシーンでいっぱいです。
小さなお子様から「としょかんねずみ」シリーズを大好きでいてくれる人、
だれもが楽しめる絵本になりました。


 
じっくりと絵を見てくださいね。
あちこちにサムの気配がしているはずです。
「としょかんねずみ」シリーズの姉妹編、『おとうさんねずみのクリスマスイブ』
どうぞお楽しみに!!
zuiunsya * 新刊情報 * 17:42 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

『絵本はこころの架け橋 大人のための絵本セラピー2』

2016年2月 新刊のお知らせ

『絵本はこころの架け橋 大人のための絵本セラピー2
岡田達信:著 定価(本体価格1,200円+税)
A5並製・96ページ・オールカラー
2016年2月14日発売
ISBN 978-4-907613-09-9




私の仕事は絵本で人と人をつなげること」

 絵本の世界を共有した人たちが、感じたこと考えたことを
出し合うことで違う価値観や世界観に触れることができます。
 その価値観や世界観をお互いが認め合うことで、みんなの
視野がひろがっていくのだと思います。……本文 エピローグより




全国で大人気のワークショップ『絵本セラピー®』を
実際のプログラムに沿って解説。
誌上体験していただきながら、
人と人を繋いでいく絵本の魅力について語ります。
巻末には絵本ブックガイド『絵本セラピーに効く 大人の絵本箱50冊』を掲載。



絵本が大好きな人はもちろん、
絵本って子どものものでしょう?と今まで思っていた人たちも、
この本を読むと、今まで気がつかなかった新しい絵本の見方に驚かれて、
さっそく絵本に手を伸ばしたくなるのではないでしょうか。

絵本は大人の心も楽しませ、豊かにしてくれます。

たくさんの大人が「絵本という宝の山」に出会って、
新しい楽しみを見出してくれますように。

大人が絵本に興味をもって「絵本っていいね」と思ってくれれば、
その人の向こうにいる子ども達にもきっと絵本が届くことでしょう。

大人に絵本を広める活動は、
小さな子ども達の心もきっと豊かにしてくれることと思います。


著者紹介
岡田達信(おかだ たつのぶ)
兵庫県生まれ。建築技術者として管理職を経て人材開発部門で
社員教育に携わる。子どもへの読み聞かせをきっかけに集めていた絵本と、
カウンセリングで学んだ心理学の共通点を感じ、ワークショップ
絵本セラピー®」を考案。マスコミを通じてたびたび取り上げられている。
絵本セラピスト協会代表。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。
一級建築士。大人に絵本を広める活動を全国で展開中。




2011年に刊行されて、大変好評をいただいている
『絵本はこころの処方箋 大人のための絵本セラピーの続編になります。


 
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『ちいさなメリーゴーランド』

『ちいさなメリーゴーランド』

(マーシャ・ブラウン:作 こみやゆう:訳 瑞雲舎)
32p オールカラー 本体価格 1400円

2015年6月15日 発売しました。


『三びきのやぎのがらがらどん』(福音館書店)や、
『ちいさなヒッポ』(偕成社)などの優れた作品で
日本の子どもたちにも、
長く愛され続けてきた絵本作家マーシャ・ブラウン。

彼女の1946年デビュー作を
こみやゆうさんの新訳でお届けします。


ニューヨークのサリバン・ストリート。
とても気持ちの良い午後のことでした。

屋上や通りでは,子どもたちが遊んでいます。
あちこちで第二次世界大戦の帰還兵を祝う飾りがゆれていました





みな楽しそうでしたが、
一人だけ、浮かない気分の男の子がいました。
アンソニーです。

彼は、家の中で壊れたたこを直していました




その時です。
通りの向こうから、

かすかににぎやかな音楽が聞こえてきました。


てまわしオルガン?
パレード?


いいえ!
白と黒のまだらの馬に引かれて
移動式のメリーゴーランドがやってきたのです!










子どもたちも大人もみな大喜びで、通りに集まってきました。
お小遣いを持った子は、次々とメリーゴーランドに乗り込んでいきます。

でも、お小遣いのないアンソニーは、
一人だけメリーゴーランドに乗ることが出来ません。

たった一人、そばから皆を見ているアンソニー。

メリーゴーランドの持ち主コレッリさんは、そんなアンソニーの姿に気が付いていました。







アンソニーはコレッリさんの粋な計らいで、
メリーゴーランドに乗ることができました。
メリーゴーランドが止まったとき、
彼は一目散でコレッリさんのところへ駆けよりました。



「ありがとうございます!
こんなに たのしかったの、ぼく はじめてです!」

そう言うアンンソニーに、
コレッリさんは、まるで大人にする様な、しっかりとした握手をしてくれました…。





東京子ども図書館から刊行されている
『庭園の中の三人 左と右』
(マーシャ・ブラウン:著 松岡享子/高鷲志子:訳)

の中で、
マーシャブラウンが次のように語っています。

「私は、自分が村で育ったことを幸運だと思っています。
村では、近所に住む人は、おとなも子どももよく知っていました。
おとなと子どもが深い友情で結ばれることもまれではありませんでした。
(中略)
子どもの人に対する反応は、親がどんなにコントロールしようと思っても
できるものではありません。子どもたちは、ふつう自分が感じていることを人に
話すことなしに、ひそかに人に対する反応を探っているものなのです」


アンソニーは、コレッリさんが自分のために何をしてくれたのかを、
ちゃんとわかっています。
そして、
その好意に対する感謝の気持ちを、どう表現したらよいのかも。


メリーゴーランドが止まった時、
一目散にコレッリさんの元へ駆けつけるアンソニー。

絵本を見ていると、その姿が目に浮かぶようです。
アンソニーの嬉しい気持ちが伝わってきます。



アンソニーが、コレッリさんにきちんとした挨拶をした時、
コレッリさんは、まるで大人にするような握手をしてくれました。
コレッリさんも又、アンソニーが自分の好意をどんなに嬉しく思っているか、
ちゃんと分かったのですね。
二人の間に、
まさに友情が生まれた瞬間でしょうか。


今からほぼ70年近い昔、この本は刊行されました。
ここからマーシャ・ブラウンの作家人生が始まったのでした。

マーシャ・ブラウンはその後、女性作家でただ一人、
生涯で3度のコルデコット賞を受賞するなど、
素晴らしい作品を世に出し続けてきましたが、
今年2015年4月28日に96歳で亡くなられました。

1月にマーシャ自身の手による「この作品について」という小文をいただいておりました。
(本文の最後に彼女のサインとともに掲載してあります)
そこには1月3日の日付が書かれていました。

もしかしたら、この文を書かれたのがマーシャの最後のお仕事だったかもしれません。
そう思うと、何かとても大きなものを頂いたような気がします。

原書初版の色、風合いをできるだけ忠実に再現するべく数回の試行を繰り返し、
刊行に至りました。
マーシャ・ブラウンという偉大な絵本作家のデビュー作品。
若々しい感性が、とてもまぶしいです。

既に書店さんの店頭には並んでいる頃。

お手に取っていただければ幸いです。




 
zuiunsya * 新刊情報 * 15:20 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

『としょかんねずみ4 はくぶつかんのひみつ』発売しました

大人気シリーズ『としょかんねずみ』の第4巻を発売しました。

『としょかんねずみ4 はくぶつかんのひみつ』
(ダニエル・カーク:作 渡辺鉄太:訳 瑞雲舎)
 価格(本体価格1600円+税)



今回は、としょかんねずみのサムくん、友達の探検家ねずみのサラに誘われて、
初めて図書館の外へと足を踏み出します。

誘われてというよりは、なんだか無理やりっぽいけれど(笑)




訪れたのは真夜中の博物館。
真夜中の博物館って聞くだけでなんだかドキドキ。
そこで二人を待っていたものとは!?


博物館で二人は沢山の絵や、珍しいものをたくさん見つけました。
でも一番のおどろきは、思いがけないものとの出会いでした。
よーくページを見ていると、あちこちにヒントが描かれていますから、
じっくり絵を見てくださいね。







それにしても、恥ずかしがりやで人見知りで、とっても怖がりだったサム君。
ずいぶんたくましくなったものです。
今回の探検の後には、いったいどんな本を書くのでしょうか。

全世界で人気のこのシリーズ、続けて読むとサム君の成長ぶりがよくわかります。

やっぱり友だちって大切だなあと思います。
サラに出会えてよかったね。サム君。
zuiunsya * 新刊情報 * 17:29 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

新刊のお知らせ 『むらの英雄』 

4月中旬刊行予定の新刊のご案内です。



『むらの英雄』
文:わたなべしげお
絵:にしむらしげお
本体価格1400円 32ページ 上製A4版
ISBN:978-4-916016-97-3

むかし、アディ・ニハスという村の12人の男たちが、
粉をひいてもらうために、マイ・エデガという町へ行った。
その帰り道、一人の男が、村を出た時と同じに仲間が
12人揃っているかどうか心配になって、
人数を数えてみた。

うっかり、自分を数えるのを忘れてしまったので、
11人しかいなかった。

「たいへんだ!だれかがいないぞ!」



さて、いなくなった1人をめぐって男達が考えたこととは?

読み聞かせに楽しい、エチオピアの昔話。


1983年ペンギン社から刊行されていた絵本
【『山の上の火』(クーランダー、レスロー著 渡辺茂男:訳 岩波書店)
の中に収録されている『アディ・ニハスの英雄』の絵本化】の新装復刊です。


しばらく絶版だった時期が続き、読み聞かせの方々から、
ぜひもう一度!の声の大きかった作品です。
実は4〜5年程前から、ぜひ瑞雲舎から出したい・・・
と思っていたものですから、念願かなって、とても嬉しいです。

今回、復刊するにあたって、表紙は西村先生にお願いして新しく作っていただきました。
(版画です)

ところでこの絵本、次のページへと繋がる絵が面白いとは思ってましたけれど、

作成の途中で初めて気がついてびっくりしたことも。



なんとページを並べてみたら!!

おお!!
7ページから19ページまでが、一続きの絵巻物になっているではありませんか!!

これはすごい!瑞雲舎の事務所の床が狭くて全部並べたところをお見せできないのが、
とっても残念です〜。






新しくなった
『むらの英雄』 図書館、書店で見かけたら、ぜひお手にとってみてください。

4月中旬過ぎには、書店さんの店頭に並べていただけるかな〜。
zuiunsya * 新刊情報 * 15:30 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

『泥かぶら』9月刊行!

 『泥かぶら』という舞台劇をご存知でしょうか。





『泥かぶら』と聞いただけで、「ああ、あのお芝居!」と懐かしく思い出される方も多いのではないでしょうか。

1952年の初演以来、上演回数は15000回を超え、日本全国はもとより海外でも演じられ、愛され続けてきた感動の舞台劇作品です。


劇団 新制作座によるこのお芝居は、劇団創設者でもある眞山美保さんの作品で、

1953年には文部省大臣奨励賞を受賞し、全国の小中学校でも数え切れない回数の公演を続けているそうですから、子どもの時にこの演劇を見た!という方も多いはず。
それもそのはず、観客動員数は1500万人を超えるそうです。

実は私も、中学生の時にこのお芝居を見て、感動の涙をこぼした一人です。





昨年の今頃、色んなご縁が重なって、瑞雲舎から『泥かぶら』が絵本になることが決まりました。

眞山美保さんの原作、舞台劇の脚本を元に、

子どもの真心を書き続ける、『おこだでませんように』の、くすのきしげのり先生が文を、

『けんかのきもち』『ぜっこう』など、子ども達の姿を生き生きと描き続ける伊藤秀男先生が、
絵を描いて下さることになりました。



そして、いよいよ、9月初旬刊行決定!

『泥かぶら』上演60周年記念の今年、今度は絵本で全国の子ども達に、

生きる喜びと力、
美しい心のあり方を伝えていきたいと思います。






zuiunsya * 新刊情報 * 20:27 * - * trackbacks(0) * pookmark

『いたずら五にんぐみ オチョグニ』発売です!


『いたずら五にんぐみ オチョグニ』
作:パク・ヨンチョル
共訳:星あキラ、キム・ソンミ

瑞雲舎から新刊絵本の紹介です。
今回は、5にんのいたずら者のお話。

むかしむかーし、とある国でいたずらばかりする五人組がいました。
5人は悪さばかりしてきたため、とうとうある日天上の王様に捕らえられてしまいます。
捕まった5人に課せられた刑は『怪物ゴンを退治すること』。
怪物ゴンは恐ろしく強い怪物で、天上の王さまも手を焼いていたのでした。
さて、このいたずら5人組みはいかにしてゴンを退治するのでしょうか?

その結末は『いたずら五にんぐみ オチョグニ』にて!
zuiunsya * 新刊情報 * 16:04 * - * trackbacks(0) * pookmark
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