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『ドイツ人に敬愛された医師 肥沼信次』

先日(2017/2/5)のことです。

日本人医師・肥沼信次さんの足跡を辿る番組

『ドイツが愛した日本人』(読売テレビ・日本テレビ/主演 佐々木蔵之助)

が放送されました。

⇒番組の内容はこちらから

 

第二次世界大戦時のドイツで、時代に翻弄されながらも、

自らの命と引き換えにヴリーツェンの人々を病から救った

日本人医師・肥沼の軌跡を辿る番組でした。

 

日本では、肥沼医師はこれまであまり知られていなかったかもしれません。

でも、ドイツでは今なお教科書にも取り上げられ、

ヴリーツェンの人々に敬愛され続けています。

 

瑞雲舎に、この肥沼信次さんのことを描いた絵本があります。

 

歴史の教科書には紹介されていないけれど、

日本から海外に渡り、素晴らしい生きかたをされた方を取り上げた

「海を渡った日本人」というシリーズの第1巻目。

『ドイツ人に敬愛された医師 肥沼信次』です。

 

文章を書いたのは、この絵本の元となった

『大戦秘話 リーツェンの桜』(ぱる出版)

他を書かれているジャーナリストの舘澤貢次さん。

 

絵は、加古里子さんが描いています。

 

 

『海を渡った日本人 第1巻 ドイツ人に敬愛された医師 肥沼信次』

作: 舘澤 貢次
絵: かこ さとし
価格(本体1500円+税)
ISBN9784916016423

 

第二次世界大戦終結後のドイツでは、最悪の

衛生環境のために伝染病が蔓延していました。

 

そんな時代、東ドイツのリーツェン(ヴリーツェン)という町で、

発疹チフスの治療のため献身的な医療活動をした

日本人医師がいました。

その人が、東京都八王子市出身の肥沼信次です。

 

 

この絵本では、彼の生い立ちから数学を愛し「数学の鬼」と呼ばれた学生時代、

医師としてドイツにわたり、戦争のさなかドイツの人々の命を伝染病から

守るために奔走する日々を描きます。

今あらためてページをめくってみて、彼の何よりも患者を思う気持ち、

医師としての誇りや責任感、その人間愛に胸を打たれました。

 

残念ながら番組をご覧になれなかった皆様も、この絵本を通して

肥沼医師の軌跡をたどっていただければ嬉しいです。
戦争は、全てを狂わせます。人の理性もです。
しかしその戦争下でも、理性を失わず、もっとも人間らしく生きぬいたのが信次です。
人間のすばらしさと感動を、人々の心に残した医師・肥沼信次は古都リーツェンの人々の
心の中に生きています。(本文p31 より)

 

 

zuiunsya * - * 15:28 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

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