お家で遊ぼう! ことば遊び「しりとり」

家でできる遊びで、何も準備しなくてもできるもの……?

 

と考えたら、一番先に頭に浮かんできたのが

「しりとり」

なんと言っても事前準備ゼロでできるのが嬉しい(笑)

片手間でもできちゃう。

なんなら、食事の支度しながらでもできます。

寝転んでてもOKです。

 

子どもが小さかった時、家族旅行では車の中、列車の中、お宿の中、

いつでもどこでも「しりとり」していた懐かしい思い出。

お手軽な時間つぶしだったなあ。

 

小さい時は小さいなりに。

少し大きくなったら、「動物の名前だけで」とか

「カタカナ」のものだけとか、しばりをつくって遊んだこともありました。

 

飽きてきたら、ふざけて、なんてもアリにして、

リンゴ食べるゴリラ!

ラッパふいてるサル!

る?

る?

 

るすばんしている、サル!

とかね。

 

瑞雲舎の絵本に
和田誠さんのことば遊び絵本の王様『ことばのこばこ』があります。
この中にはことば遊びが18種類のっていて、
勿論、この中にも「しりとり」があります。
「しりとり」と言っても普通の「しりとり」ではありません。
工夫され具合がすごすぎて、初めて見たときは、
しばし和田誠さんの天才っぷりに呆然としました。
単語しりとりではなくて、
文章のしりとりです。
しかも「二文字しりとり」!!
文章の語尾の二文字が、
次の文章の頭の二文字に使われているのです。
ことばのこばこ ^貳嶌能蕕離據璽犬任后
くものむこうに なにかある
あるぷすのゆき あるのかな
かなだのもりが はらっぱか
こんな感じ。
反対側のページも気になるでしょ?
この絵本がお家にあればよいけれど、なかったら、
今は図書館もお休みだから、当分見られないというお子さんのために、
今だけ、こっそり一部だけどお見せしましょう。
どう?
すごくないですか?
「二文字しりとり」にびっくりしてたら、それどころではありません。
14行にわたって、ちゃんと詩になっていて。
しかも!
くも で始まった「二文字しりとり」は、
最後の行の語尾でちゃんと くも で完結している!!
ああ、びっくり。
ことば遊びって、奥が深いですね。
なんにも用意しなくてもできるけど、
突き詰めたら、どんなところまでも突き詰められそう。
ああ、
そうしたら紙と鉛筆は必要になるかな。
親子で、友達同士で、日本語、ひらがなのすごさを再認識する
良いチャンスかもしれません。
誰でもどこでもできる「しりとり」ですが、
すごいことができるかも。
ぜひ遊んでみてください。
参考『ことばのこばこ』
(和田誠:作/瑞雲舎/瑞雲舎版初版1995年)
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『てのひらすいぞくかん』でも、遊べるよ!

昨日ご紹介した『てのひらどうぶつえん』に続き

今日は、『てのひらすいぞくかん』を参考にして
手形の上に線や絵を描きたして、海の世界を作ってみましょう!

 

 

 

 

【用意するもの】紙、クレヨン、サインペンなどの筆記用具、
手形をとるために手のひらに色を付けることができるもの。

 

 

 

 

日本理化学さんが作った安全安心なクレヨン、キットパスや、
手形をとる用にできているスタンプ(人体に無害)
があると便利です。
が、なくても、お家にあるものでもできますよ。
絵具を溶かして台所用のスポンジに吸わせて、
そこにポンポンと、てのひらをくっつけると色が付きます。
それを紙にぺたっ!
手形をつくるだけでも、楽しい! からたくさん、ぺたぺたしたくなります。
せっかくだからいっぱい作っちゃいますか?
今日の日付を書いておいたら、良い記録にもなるかもしれませんね。
この手形をじ〜〜〜っと見て、
そこに線や絵を描きたすと、
海の中の生き物ができます。

 

 

ふむふむ。
横にしてみたりしても良いかもしれません。
例えば、この手を二つくっつけると……、
カニ!
イカ! とか。
そして、
カメ! も。
海の世界は、生き物がたくさん。
小さな魚は群れで泳いでいます。
ほら、こんな風に。
にぎやかなのが、とっても素敵です。
もし今、毎日を学童はじめ何人かで集まって日中を過ごされているとしたら、
教室以外で大勢で一緒に何かできるなんて、
こんな機会、今しかないかもしれません。
みんなで一緒にチャレンジしてみてはいかが?
発想の転換!
せっかくだから、良い思い出を作ってください。

 


 

 

以前、「てのひらすいぞくかん」を使って作品制作されたというご報告を頂いて、
そのことを写真入りでブログに書かせていただいています。
このブログの上にある検索の小窓に「てのひらすいぞくかん」と
入れたら、いくつか記事がでてきて作品も見ることができます。
過去の記事⇒こちらから
とっても素敵なので、ぜひ見てみてください。
一人での作品作りも楽しいけど、
みんなが集まって一緒に制作すると、大きな作品も作れるし、
自分だけでは思い浮かばなかった発想も教えてもらえて、
すごいものができあがるかもしれませんよ!

 
『てのひらすいぞくかん』
(ハン・テヒ:作/やの もみこ:訳/瑞雲舎 2011年初版)
zuiunsya * - * 16:34 * comments(0) * - * pookmark

『てのひらどうぶつえん』で遊びましょ!

学年末まであとわずかというところで、

コロナウィルスのせいで学校に行けなくなってしまった子どもたち、

家庭や、学童保育で毎日、どんなことをして過ごしていますか?

いつもとは違う毎日に退屈していないかしら。

 

 

一人でも遊べて、(誰かと一緒ならもっと楽しい)

家の中でできる楽しいことないかしらと考えたら、

 

あるある! ありました。

 

学童やクラブなど大勢でも遊べて楽しい遊び

 

『てのひらどうぶつえん』して遊びましょ!

 

始める前に、きれいに手を洗う方がいいな。

終わったら、もう一度きれいに手を洗いましょうね。

 

 

【用意するもの】 紙、クレヨンやサインペン、手のひらに色をつけられるもの。

 

まずは、てのひらに色をつけて、手形スタンプを作ります。

キットパスというチョークの会社が作った安心安全なクレヨンが便利ですが、

キットパス⇒こちら

手形用のスタンプ台があれば、それもOK。

こんな感じの ⇒こちら

 

絵具を溶かして、台所用のスポンジに含ませてから、

それをスタンプ台かわりにして、手をぺたぺたするのでも大丈夫。

 

なんにもなかったら、白い紙の上に手のひらを広げて置いて、

周りをペンでなぞって手形を作るのなら簡単です。

上から色を塗れば良いだけ。

 

紙に大きく手のひらを広げて、ぺたっ!

 

手のひらに付いた色を白い紙にパシッと押したらこんな感じです。
お相撲さんの手形みたいね。
色を変えて反対の手でやってみたら、こんな感じ。
準備ができたら、手形の上に線や絵を足して、
動物を作ってみます。
じっとじ〜っと手形を見てみましょう。
なんなら、逆さにしてみましょうか。
さっきの手形をくるりんと180度回転させるとこんな感じ。
何かに見えて来るかしら。
例えば、こんな感じ。ゾウ!
こっちは、キリンです。
これはすごい! クジャク!
これは絵本『てのひらどうぶつえん』の中のアイデアですが、
みなさんならどんなアイデアが浮かぶでしょう?
たくさん作ってみてね。
思いもよらないアイデアが浮かぶかも!
大人もやってみたら楽しいですよ。
(子どもたちには負けちゃいますが)
楽しい時間を過ごしてくれますように。

 

【参考】『てのひらどうぶつえん』

(ハン・テヒ作/星あキラ・キム・ヨンジョン共訳/瑞雲舎)

2007年初版 32p  定価(本体1,200円+税)

 

zuiunsya * - * 14:03 * comments(0) * - * pookmark

3月新刊絵本『しばふって、いいな!』発売のお知らせ

3月1日発売

『しばふって、いいな!』

(文:レオーネ:アデルソン/絵:ロジャー・デュボアザン/訳:こみや ゆう)

定価(本体価格1400円+税) 32p

 

いまから いうもの あててみて。
ながいのも あれば、みじかいのも ある。
おひさまに あたると きらきら かがやき、
いつのまにやら おおきくなって、
あまい かおりで ちくちくしてて、
ざらっとしてたり、つるっとしてたり、ひんやりしてたり。
   これなぁんだ? わかるかな?
よおく かんがえてみて。こたえはー。
そう、くさ!
                    (美しい見返し)
子どもも大人も、
楽しいことするなら芝生の上が一番と知っています。
ところが昆虫や動物や鳥の身になって見回してみると、
そこには別の世界が広がっていて、
エサになったり、隠れ家だったり。
視点を変えることで、私たちの世界が多様性に満ちていることを
伝える美しい絵本の登場です。
声に出して読んだら、文のリズムや韻やリズムがとても心地よい、
この絵本の文を書いたのはレオーネ・アデルソンという人です。

彼は小学校の教師を14年間勤めた後、聾学校の教師などを経て、
世界中を旅してまわり、子ども向けにネイチャーガイドをしたり
反戦活動をしたりしていたそうです。
私たちの周りにある緑色の世界は、私たちだけのものではありません。
同じ地球の上に暮らす様々な生き物にとっても大事な生きる場所。
この絵本は、そんなことを、やさしいことばで私たちに気づかせてくれます。
機知に富んだ構図と鮮やかな色合いの絵を描いたのは、ロジャー・デュボアザンです。
「ごきげんなライオン」シリーズや、「がちょうのペチューニア」シリーズなど
楽しい動物の絵本で著名なデュボアザンは、その生涯に130冊以上作品を手がけました。
今回は、挿絵を担当していますが、緑、黄、黒の3色で描かれた緑の世界は
あまりにも美しく、1枚ずつがそれだけでもポスターになりそうなくらい。
視点を変えてみれば、私たちの周りの世界が違って見えることを、
そして緑の上で過ごす時間の豊かさをお楽しみください。
「虫も人も、しばふを好きな わけがある」
アメリカ 1960年初版。 日本で初訳です。
zuiunsya * - * 01:00 * comments(0) * - * pookmark

『ある子どもの詩の庭で』改訂版発売のお知らせ

『ある子どもの詩の庭で 改訂版』 発売のお知らせ

(ロバート・ルイス・スティーブンソン詩/イーブ・ガーネット絵

まさきるりこ:訳)

『宝島』『ジキル博士とハイド氏』などの作者として

著名なロバート・ルイス・スティーヴンソンには、

1冊だけ “A Child's Garden of Verses" という

子どものための詩集があります。

 

1885年に出版されて以来、

様々な時代に、その時代を代表するような

素晴らしい画家がイラストをつけてきました。

 

瑞雲舎では、2010年の9月にイーヴ・ガーネット版(翻訳 間崎ルリ子)

を出版していましたが、今回はその改訂版になります。

 

 

 

           (カバー下、表紙より)

 

イーヴ・ガーネット(『ふくろ小路1番地/岩波少年文庫)の絵は繊細で、

品があって、子ども達がとても可愛いです。

 

 

初版時のことを懐かしく思い出すのですが、

発売直後に、今はもう閉店してしまった神戸の老舗書店、海文堂さんで

書店内の週間売上第1位になったことがあります。

「子どもの詩集が売上第1位に!」と、皆で驚いたものでした。

 

それからやや10年。
このところしばらく在庫がきれていて、
この詩集を愛してくださっている方から、
ぜひ重版を、というお声をいただいていたのですが……。
そんな中、神戸の(やっぱり神戸!)児童書専門店さんから、
「ぜひ重版してください」という、丁寧なお手紙をいただきました。
「この詩集と、『孔雀のパイ』(デ・ラ・メア/瑞雲舎)、
『ライラックの枝のクロウタドリ』(ジェイムズ・リーヴズ/こぐま社)をたくさんの
人の手にとっていただきたくて本屋をはじめました」とありました。
そして、封筒の中には、『ある子どもの詩の庭で』の詩の朗読の入った
USBメモリが同封されていました。
さっそく聞かせていただいたら、
暖かい心地よさが伝わってきて、詩は目で読むものではなくて、
耳から読むものだなあと改めて感じました。
自分でも声に出して読み直してみると、
19世紀のイギリスの子ども部屋へと心が運ばれ、
そこで遊ぶ子ども達の姿が見えるような気がしました。
                   (中扉より)
それからすぐに重版を決め、翻訳してくださった間崎ルリ子さんにご相談したところ、
久しぶりの重版ということで、全文を見直してくださることになりました。
一度出来上がっている作品を最初から全て一から見直すのは、
ページ数も多いですから、とてもエネルギーのいる大変な作業でいらしたかと思います。
こうして、間崎さんとの何度かのやり取りを経て、11月初旬に『ある子どもの詩の庭で』は
新しく改訂版として生まれ変わることができました。
改訂版の文字を入れることから書名のデザインが若干かわり、
背のデザインも変更になっています。
出来上がった詩集は、改めてページをめくってみると隅々まで本当に美しいです。

 
ところで、お手紙をくださったのは、児童文学専門店の「いい本屋 COME HITHER」さんです。
お店の紹介が神戸新聞のサイトにあります。⇒こちら
この文の中に岡本にあったひつじ書房さん、神戸の海文堂さんのお名前があります。
かつて、『ある子どもの詩の庭で』が発売になった時、
お世話になった書店さんの海文堂さんや、絵本専門店のひつじ書房さんのお名前をここに発見して、
今はもうない二つのお店が、瑞雲舎にプレゼントしてくれたような気持ちになりました。
関西の方、ぜひ「いい本屋 COME HITHET」さんへ伺ってみてください。
改訂版、沢山仕入れしてくださっています。
来年の2月16日(日)には、いい本屋の店主である、井伊真希さんの
「子どもと楽しむ絵本と詩」と題した講演会があるそうです。 
詩集、なかなか書店さんでお取扱いただくのが難しいようで、
大型書店さんでも1冊しか入っていないかもしれません。
ご希望の方は、ご来店前に書店さんにご注文頂ければ幸いです。
『ある子どもの詩の庭で 改訂版』ISBN:978-4-907613-29-7
とご注文ください。
ネット書店さんでも購入ができます。
amazon ⇒こちら
楽天 ⇒こちら
この詩集の最後の詩
「この本を読む子どもたちへ」より抜粋です。
その庭に今もいるのは、その子の心。
今も、心はその庭にとどまって、こうして遊んでいるのです。
zuiunsya * - * 15:59 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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